Amazon在庫棚卸(期末在庫)方法と確定申告について

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Amazon在庫棚卸方法と確定申告について

今回はAmazonの在庫棚卸(期末在庫)方法について解説します。

在庫棚卸は何のために行うかと言いますと毎月の月次収支を付けられている場合や確定申告を行う場合に期末の在庫数が資産となるために数える必要が出てきます毎月の月次収支を付けられている方はすでに行っているかもしれませんが、月次収支とはどういうことかといいますと月間の利益が正確にどれだけ出ているのか、ということを正確に算出したい場合に必要になってくるのが月末の在庫数になります。

物販における月間の正確な利益といいますと「月間売上高-(期首在庫-期末在庫)-月間仕入れ原価」というわけになります。またここからざまざまな消耗品やOPP袋などの備品等があれば計上としては経費として引いた後に残るのが純利益ということになります。

 

Amazonの在庫棚卸方法(期末在庫数)

それではAmazonの在庫棚卸の方法について解説していきますね。この方法はすでにFBA納品をされていてAmazonのFC倉庫に在庫が保管されている数量を出す方法です。自己配送分はご自身で管理されていると思いますので、そちらはご自身で数える必要があります。動画でも詳しく解説しておりますが、この方法はAmazonのセラーセントラルから簡単に期末在庫数は引き出せます。

方法はAmazonsellerセントラル→「レポート」→「フルフィルメント」をクリックします。

 

続いて「在庫スナップショット(日次)」を選択してください。

続いて

日付けを選択して「CSV」形式でダウンロードしてください。あとは出てきたExcelデータを加工してご自身で仕入れ原価の計算して合計を出したら終了です。

 

副業などの場合、毎年の確定申告が必要なのかどうか悩んでしまう人も多いと思います。

 

確定申告は必要なのか?

まず、確定申告はなぜ必要なのかということについて説明します。

 

確定申告とは?

確定申告とはどういったものかというと、1年間で得た所得にかかってくる所得税などの税金を計算して、正しく申告することを指します。

基本的には所得を得ている人であれば必ず確定申告をする必要があります。

申告をする場合、国税庁のホームページや税務署で書類を作成してから、管轄の税務署に届ける形になります。

 

物販の販売者での確定申告の基準

副業の場合、年間での物販収入すなわち所得(利益額)が年間20万円未満の場合は確定申告をしなくても大丈夫です。

年間に20万円以上の利益が自分で個人事業のような形で収入を得ている場合は確定申告を行う義務が出てきます。

しかし、副業の所得種類によって確定申告免除の要件が変わってくるので、しっかりと確認しておくことが必要です。

 

具体的な区分は以下の通りです。

  • 副業がパートやアルバイトの場合:1年間の収入が20万円以下だと申告不要
  • 副業がパートやアルバイト以外の場合:1年間の所得が20万円以下だと申告不要

副業がパートやアルバイト以外の場合は、所得で判断されます。

その為、収入が20万円以上だったとしても確定申告をしなくても良い場合があります。詳細に解説しますと以下のような区分に分けられますが今回は省略いたします。

  • 給与所得
  • 雑所得
  • 事業所得
  • 不動産所得

「確定申告は面倒くさいからしない」という人も結構いますが、収入がそれ相応にあるのに確定申告をしなかった場合、それは脱税という犯罪行為になってしまいます。

具体的には「10年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金または併科」が課せられる可能性があります。

「確定申告をしない=違法」なので、この点はきちんとご自身で調べておいてから対応するといいでしょう。

ぜひ頑張ってくださいね♪