Amazon食品カテゴリーサプリメント販売の注意事項/HACCPの対応

 

Amazon食品カテゴリーサプリメント販売の注意事項/イレギュラーの対応

こんにちは!

最近はAmazonもリアル店舗と同じように、少しづつ今までのようなネット販売にありがちな、何でも販売してもOKよ!ではなくなりつつありますね。しっかりと規約に添って運営してくださいね、ということが増えているように感じます。例えば以下のようなものも、その一例ですね。

今回はAmazonで食品関連やサプリメント関連を販売していると、知らず知らずのうちに下記のようなメールがAmazonから届くことがあります。

このような時にはどうしたらいいかを解説していきたいと思います。

Amazon12 02, 2021 02:25 午後
出品者様 / Dear Selling Partners/尊敬的销售合作伙伴

English and Chinese follow Japanese

平素よりAmazon.co.jpにご出品いただきありがとうございます。
(重要なお願いです。このEメールを受信されてから90日以内にご対応くださいますようお願いいたします)

このメッセージは、審査を必要とする製品を販売されている出品者様にお送りしています。Amazon.co.jp は、お客様の安全を確保することを目的として、商品の販売を審査するプログラムを導入しています。 プログラムについての詳細はこちらのリンクをご確認下さい。
https://sellercentral.amazon.co.jp/gp/help/external/help-page.html?itemID=UCMGZBFXQ97P2SU

貴社が販売されている商品がサプリメントと認識されましたので、提出資料を添付の上、このメールの送信から90日以内にご返信くださいますようお願いいたします。

注: 出品者様の商品はシステムで自動的にサプリメントと認識されましたが、精度は完全ではありません。サプリメントではない場合も必ず回答をお願いします。サプリメントでない場合は、このメールに返信してサプリメントではない理由を説明してください。

対象商品:
ASIN 商品名/Item Name
B008B●●7KM  ××××××××××××
B0862●●HDD  ××××××××××××

提出期限:
このメールが送信されてから90日以内
提出資料:
・ HACCP(危害分析重要管理点)認証書、又は、HACCPが実施されていることが確認できるHACCPプランなどの資料(日本国内で製造の場合)
・ 製造工場が取得しているGMP(適正製造規範)認証書
・ サプリメントの分析証明書(CoA)
・ パッケージの成分表示情報

※提出資料の詳細については、こちらのリンクをご確認下さい。
https://sellercentral.amazon.co.jp/gp/help/external/help-page.html?itemID=UCMGZBFXQ97P2SU

提出期限までに提出資料を提出いただけない場合、又は提出いただいた資料に不備等があった場合は、当該商品に関する販売を停止させていただきます。販売停止期間は、提出資料を全て提出いただき、当社の審査手続きが完了するまで継続します。

お客様の安全をより一層確かなものとするため、ご協力よろしくお願いいたします。
このメールに関するご質問は ufsc-jp-dietary-supplement-3p@amazon.co.jpまで。

これって何?えっ?て思うかもしれません。

Amazonで販売を行うカテゴリーの中で食品やサプリメント系はとても回転が良く売れるものは爆発的に売れますが、このようなメールがAmazonから来たら、もう販売できないの?と思うかもしれませんが、まずは順に解説していきます。

食品を販売するために必要なHACCPとは何か?

まずHACCP(危害分析重要管理点)認証書とは何かということです。HACCP(ハサップ)と読みますが、これは今年の2021年度から日本の法律で施行されるようになりました、食品に関する管理基準のことです。

例えば食品を販売している小売店や百貨店あるいは食肉店や飲食店は全てこのHACCPの管理基準に沿って運営を行わないと保健所からの指導が行われたりひどい場合は営業停止がおりたりします。

HACCPハサップは保健所が衛生検査を行う時に見せてください、、と言われる品質管理の書類のようなもので、品質基準や食品の管理基準をこの会社(お店)はどのような管理を行っているのか詳細な書類を管理していないといけないわけで、その書類を見せなさいと、よく保健所が立ち入り検査をして行うもので、細かい品質基準を記録しておく必要があります。基本的に衛生検査はリアル店舗は年2回ほど保健所から入りますが、ネットショップなどはこの基準から外れておりました。

しかしながらAmazonもこの日本の法律に準ずるということなのでしょう。

上記のようなメールがAmazonから来るショップさんは比較的セラーアカウントを作成して1~2年以内だったりすることも多いようで、比較的初心者の方に多く来ているようです。

ということは、Amazonから試されているという部分もあるかもしれませんが、このショップは食品をどのように鮮度管理、品質管理を行っているのかということを見たいのではないかということなのでしょう。

ただどんな管理をしているかって言われても、個人の出品者さんだったら、管理も何も仕入れたら出品するだけなので、どうしてよいかわかりません。

「HACCP(ハサップ)」とは

ちなみにですが
・ HACCPについて簡単に記載しておきます。食品を扱う場合にはいつか役に立つことがあるかもしれないので軽く見ておいてください。

日本でも2020年6月1日より「HACCP導入の義務化」が始まりました。そして一年の猶予期間を経て、2021年6月からは「HACCP完全義務化」が全ての食品関連事業者に求められるようになりました。

「HACCP(ハサップ)」は、アメリカのアポロ計画の中で宇宙食の安全性を確保するために発案された衛生管理手法なわけです。その後、食品業界に評価されたことをきっかけに、次第に世界に広がり、いまでは衛生管理の国際的な手法となりました。

「HACCP」の意味ですが、「Hazard(危害), Analysis(分析), Critical(重要), Control(管理), Point(点)」の頭文字をとってできた造語です。

HA:危害要因分析(Hazard,Analysis)

有害な微生物、化学物質や異物(金属等)が、原材料由来や製造過程で食品中に混入・増殖することで発生する可能性がある「危害(健康への悪影響)」を予測して、これらを管理する方法を明確にし、ルール化する。

CCP:重要管理点(Critical,Control,Point)

食品中の危害要因に対して健康を損なわない程度にまで確実に減少・除去するために、HA(危害要因分析)に基づき、特に重要な製造・加工工程を管理する。
・例:加熱・冷却・包装 の時間や温度管理

上記記載の様に、HACCPは製造工程を細分化し、工程ごとのリスク管理を行います。これにより、問題がある商品の出荷を防ぐことができます。万が一、食品事故が発生した場合でも、どの工程に原因があるのかを迅速に究明し対応することができるので、食品として口の中に入れる製品に害があると思われるものを事前に防ぐことができるということです。

■HACCP(ハサップ)導入のメリットも記載しておきます。

HACCP導入で考えられるメリットととして

① 社員・スタッフの衛生管理に対する意識の向上

② 生産効率の向上

③ 製品の不具合発生時に迅速な対応ができる

④ クレーム・事故の減少

⑤ 自社の衛生管理のPR力がアップ

⑥ 取引先や販路の拡大

このようなことから飲食店では完全にHACCPが運用されております。また食品を扱う店舗、販売店でもHACCPに基づき商品の品質管理を行っております。HACCPに基づいて食品などの品質を管理しているとHACCP認証がもらえるということです。

それでもHACCP認証は会社や事業体でないと取得はできません。


さてAmazonからのメールで以下の内容の提出書類はどうすればよいのかです。

提出期限:
このメールが送信されてから90日以内
提出資料:
・ HACCP(危害分析重要管理点)認証書、又は、HACCPが実施されていることが確認できるHACCPプランなどの資料(日本国内で製造の場合)
・ 製造工場が取得しているGMP(適正製造規範)認証書
・ サプリメントの分析証明書(CoA)
・ パッケージの成分表示情報
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海外の食品の商品であればHACCP認証書は必要ありませんが、日本製品の食品カテゴリーでは
仕入れ先がメーカーさんであればメーカーに問い合わせて、
・ 製造工場が取得しているGMP(適正製造規範)認証書
・ サプリメントの分析証明書(CoA)
・ パッケージの成分表示情報

をいただけないか問い合わせてみましょう。ただしこのようなことを個人がメーカーに問合せしても、対応してくれないケースの方が多いです。頂けない場合はご自身で成分表示情報や商品の安全基準にのっとった証明などをネット上で調べられるだけ調べて、丁寧にまずは提出できるものでAmazonに提出してみましょう。

ただし個人でもどうしても必要な場合にはもらえる方法もあります。

その方法を詳しく知りたい方はinfo@ns-nori.comまでお問い合わせください。