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Amazonの長期保管在庫手数料について
こんにちは。今回は知らないとやばいことになるAmazonの長期保管在庫手数料について触れてみたいと思います。
Amazonに商品をFBA納品してAmazon倉庫で保管している期間が長くなると保管在庫手数料が上がってきます。
あなたはいくらかかっているかご存知ですか?商品を仕入れてAmazonに納品して販売しようと思ってもなかなか売れずに在庫が長く滞留しているときがありますがもしも在庫を抱えたまま、半年間、1年間経つと在庫保管手数料がかかってきます。
以下にAmazonのseller central で解説されている在庫保管手数料について掲載しておきます。
FBA長期在庫保管手数料
Important: 2017年8月15日より、日本のフルフィルメントセンターに6か月以上保管される在庫については、1000立方センチメートル(10cm x 10cm x 10cm)あたり87.4285円の長期在庫保管手数料が請求されます。また、2017年8月15日以降、長期在庫保管手数料見直しにより、 対象在庫のうち1点の請求を免除する制度が廃止されます。FBAでは、毎年2月15日と8月15日に在庫一掃チェックを実施します。在庫一掃チェック実施日にAmazonフルフィルメントセンターでの保管期間が6か月以上に該当する在庫は、1000立方センチメートル(10cm x 10cm x 10cm)あたりで請求される長期在庫保管手数料の対象となります。
在庫一掃チェック実施日 対象在庫 長期在庫保管手数料(10cm x 10cm x 10cmあたり) 2月15日、8月15日 フルフィルメントセンターに6~12か月保管されている商品 87.4285円 フルフィルメントセンターに12か月以上保管されている商品 174.857円 長期保管在庫コスト
在庫を長期保管するスペースは有料ですが、その料金は月額保管手数料には含まれていません。そのため、長期在庫保管手数料を設定しています。フルフィルメントセンターでの保管期間が6か月に達する前に販売された在庫や、6か月以上保管されていたものの在庫一掃チェック実施日(2月15日および8月15日)より前に販売された在庫については、長期在庫保管手数料は発生しません。同様に、在庫一掃チェック実施日より前に返送/所有権の放棄依頼が出された在庫については、長期在庫保管手数料は発生しません。
長期在庫保管手数料に関する通知
次回の在庫一掃チェック実施日に長期在庫保管手数料の対象となり得る在庫は、返送推奨レポートと在庫ダッシュボードで確認できます。対象となる在庫は、在庫一掃チェック実施日の6週間前から返送推奨レポートに表示されるようになります。
在庫一掃チェック実施日の時点で6か月以上の保管期間となるFBA在庫については、各実施日の前に出品者に通知されます。
Note: FBAでは先入れ・先出しの原則で出荷しており、これに基づいて長期在庫保管手数料が計算されます。ただし、実際には、購入者への出荷は先入れ先出しではない場合があり、コストと出荷効率を考慮して処理されています。長期在庫保管手数料の計算例
商品 寸法 1件 5件 6か月超 12か月超 6か月超 12か月超 本 25 cm x 18 cm x 2 cm 79円 157円 393円 787円 本 19 cm x 12.5 cm x 2 cm 42円 83円 208円 415円 CD 15 cm x 13 cm x 1.4 cm 24円 48円 119円 230円 長期在庫保管手数料の対象となる在庫を確認する
在庫期間レポートおよび在庫健全性レポートを使用して、長期在庫保管手数料の対象となる在庫のASINを確認することができます。 Amazonフルフィルメントセンターに保管されている在庫の保管日数が、ASIN別に表示されます。
- 0~90日
- 91~180日
- 181~270日
- 271~365日
- 366日以上
このレポートで、次回の在庫一掃チェック実施日の前に、フルフィルメントセンターでの保管期間が6か月以上となる商品数を見積もることができます。
返送推奨レポートでも、長期在庫保管手数料の対象となる商品を確認できます。このレポートでは、長期在庫保管手数料が発生しないよう、返送/所有権の放棄を依頼する必要のある在庫数が(その在庫がこれ以上販売されないと仮定して)ASINごとに自動計算されます。また、それらの商品の返送/所有権の放棄依頼が自動的に作成されます。長期在庫保管手数料の対象となる在庫は、在庫一掃チェック実施日の6週間前から返送推奨レポートに表示されるようになります。
在庫期間レポートを見るには、出品用アカウントの在庫タブで、在庫健全化ツールをクリックします。在庫健全性レポートおよび返送推奨レポートを見るには、レポートタブでフルフィルメントをクリックします。
長期保管在庫期間
長期在庫保管手数料は、月額の在庫保管手数料に追加で請求されます。フルフィルメントセンターでの保管期間が6か月以上経過した在庫のみが長期在庫保管手数料の対象となります。
FBAでは、全フルフィルメントネットワークにおいて先入れ・先出しの原則で在庫を管理しています。つまり、フルフィルメントセンターでの保管期間を管理するため、在庫の販売または返送/所有権の放棄が発生した場合は、実際の納品や出荷状況にかかわらず、フルフィルメントセンターで最も長く保管されている在庫から処理します。
長期在庫保管手数料の対象となる在庫を削除する
長期在庫保管手数料を支払わないようにするには、次回の在庫一掃チェック実施日より前に、長期在庫保管手数料の対象となる在庫の返送/所有権の放棄を依頼してください。返送/所有権の放棄依頼の処理待ちの在庫には、長期在庫保管手数料が請求されることはありません。返送または所有権の放棄が依頼された販売可能なコンディションの在庫は、返送/所有権放棄の処理が完了するまで引き続き出品できます。在庫の返送または所有権の放棄が依頼された在庫が返送、または廃棄されるまでは、返送/所有権の放棄手数料は請求されません。
長期保管在庫の自動返送/所有権の放棄の設定を変更することで、フルフィルメントセンターの在庫を自動的に返送/廃棄するよう設定できます。これを設定するには、セラーセントラルの設定メニューからFBAの設定を選択してください。
長期在庫保管手数料の対象となるすべての在庫を削除するか、返送する商品の価格範囲を選択することができます。また、ある一定の価格以上の商品を在庫としてフルフィルメントセンターに置いておくように選択して、それらについては長期在庫保管手数料を支払い、それ以外の在庫を廃棄または返送するように設定することも可能です。
詳細については、在庫の自動返送/所有権の放棄ヘルプページをご覧ください。
長期在庫保管手数料が請求された後に販売された商品
長期在庫保管手数料は返金されません。長期在庫保管手数料が請求されてからすぐに商品が販売されても、長期在庫保管手数料は返金されません。
在庫の保管日数のカウント開始日
手数料は在庫期間に基づいて計算されます。在庫期間は、フルフィルメントセンターが商品を受領した日付からカウントされます。
長期在庫保管手数料の対象となる商品の購入
商品がフルフィルメントセンター内の別の場所に移された場合、それらの商品はAmazonプライムや国内配送料無料(条件あり)の対象商品として購入者に引き続き提供できます。
長期在庫保管手数料の請求方法については、以下を参照してください。
- 長期在庫保管手数料(日本語)
上記のAmazon公式ページの解説のように毎年2月15日、8月15日にAmazonが在庫一掃を行います。
その日時の時点で在庫が半年過ぎているもの、もしくは1年を過ぎているものについて在庫保管手数料がかかってきます。
例えば商品の大きさ10cm× 10cm ×10cmにつき174円かかるわけですので、以下の画像の商品であれば
1年経過の長期在庫保管手数料として43,000円ほどかかることになります。
本当に恐ろしいことになります。
私は空気清浄機を大量に販売していた時もあり、利益も大きいので在庫を抱えておりましたが、この保管手数料を知って在庫を持たないようにしました。
念のため在庫料金シュミレーターを貼っておきます。
こちらで通常いくら「在庫保管料」がかかっているのか確認できます。
残っている在庫はどうすべきか?
基本的に1年も残っている在庫なんてないに越したことはありませんが半年間在庫が滞留する商品も持つことをお勧めしません。
基本的に1ケ月以内に売れるものを販売するようにしていきましょう。
1ヶ月単位で売れなかったら値下げなどを定期的にしていくことは大事です。
そうしないと資金はいくらあっても足りなくなりますからね。
損切りは大事なスキルと言えます。
損切りしても売れない場合は自宅に返送しましょう!
またAmazonの自動設定で長期保管在庫になったら自動で返送できる設定ができるので、その設定をかけてもいいでしょう。
長期在庫自動返送設定方法
それでは長期在庫保管手数料が発生する前に自動で返送できる設定方法を解説いたします。
Amazon seller central画面を開いてください。
そうすると一番右下に以下のような画面が出ています。
この画面の下の項目に「通知」とあります。
65点の商品に長期在庫保管手数料がかかるとお知らせが来るようになっています。
このタブの部分をクリックしてください。
すると画面が変わります。
上記の画面が出たら右側赤丸部分をクリックしてください。
上記の画面に変わるのでそれぞれ必要項目を入力して「更新」をクリックしたら終了です。
毎年2月、8月は十分に注意していきましょう!!
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