Amazon商品抜き取りの実態と防止対策

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Amazon商品抜き取りの実態と防止対策

こんにちは。

最近は問い合わせが多くて、その対応や個別コンサルでブログがなかなか更新できておりませんでした。

さて今回は、最近少ないのですが、度々問い合わせいただくのでAmazonの購入者による商品の抜き取りや、その改善策について解説していきます。私も過去5,6回経験しておりますので、Amazonに対する対応も証明の方法もかなり経験しておりますので、このブログコンテンツの読者様が同じ経験をされた場合はご参考になるかと思います。

Amazonの購入者による商品抜き取りとすり替え

さて経験されている方もいるかもしれません。

「やったー!売れたー!」と喜んでみたものの、10日くらいして返品となり、商品不具合や不良品などの理由で返品対応となりAmazonから「返金処理開始のお知らせ」などで「ええええ!返品されたのー?」と気付くことがあります。

なんでー?と思いながらもAmazonに返送依頼をかけて届いてみて中を開けてみたら「何?これ?」っていう状態になっています。

すなわち商品をすり替えられているのです。あなたが出品した新品商品が中身だけ完全に中古品のものだったり、同じ商品だけれどシリアル番号違いの完全に使い古されたものが返送されてきたりします。

このケースは様々なパターンがあり箱ごとすり替えられていたり、多いのは中身のすり替えです。

この場合Amazonに問い合わせすれば証明次第で補填依頼ができるのですが、こちらも証明しないと全額補填されなかったり証明ができなかったために、出品者が泣き寝入りするしかないパターンもあります。

商品が数千円くらいであればいいのですが、4,5万円から10数万円の商品の場合、泣き寝入りで済まされたらたまったものではありませんね。

私は過去5回くらい被害にあっていますが1回目は全額補填OK,2回目泣き寝入り、3回目以降2度と泣き寝入りなんかさせるかと、Amazonに挑み全て全額補填できています。

またそのようなことがあったため、きついくらいAmazonに購入者の要望を聞くのはいいですが出品者の痛い思いはどう受け止めるのか、出品者保護の観点からも補填も見直されるべきだし、第一Amazonがそのような詐欺を見逃しているからこのようなケースになるんだと、強く訴えたこともありました。

毎回商品が不良品ですという購入者の言うことを信じて、そのまま返品を受け付けて出品者が損をするのは、販売手数料を取っているAmazonとしてどう考えているのかと思ってしまいます。

ですがAmazonはどちらかというと購入者の要望を受け入れるのです。

私も毎月数百万円の売り上げを上げているため、毎回このようなことが起こると出品者は破綻しますよと、Amazonに毒づいたことがありますが、やはりAmazonに低調に対応されて結果、証明できないとどうにもならないのです。

ですが私のような意見の方も多いでしょうから、最近は少しは改善されているようです。

そのため最近は少なくなったと思っています。ですが時々発生しているようですので、念のために記載しておきます。

すり替え例

すり替え犯行は新品や中古品問わず行われています。

すり替えされるケースは、ほぼ受け取り場所がコンビニになっていることが多いです。そのためコンビニ受け取りの場合は少し怪しんだ方がいいかもしれません。

その購入者アカウントは本人のものでなかったり、即席で作成したアカウントだったりしますので住所は調べても出てきません。

私のクライアント様の一例はカメラのすり替えにあっている方の問い合わせがありました。

この方は私もサポートして全額補填をAmazonから受けることができました。商品代12万円ほどでした。

私の過去の事例ではCDウォークマンの新品が不良品と言うことで返送してみたら、中身がぼろぼろの同商品でシリアルナンバーが削り取られていました。CDウォークマンは3回やられています。

またデジタルカメラが2回です。

 

すり替え防止対策

まず防止対策としては、一番大切なのは商品本体にあるシリアル番号をスマホなどで写メを取っておくことです。

これは私が過去すり替えに合った2回目の時に証明ができなくて泣き寝入りするしかなくて、Amazonのテクニカルサポートにどうすればいいんですかと、伺った時の返答でした。

新品を開封してしまうと、新品と言えなくなるんじゃないんですか?と伺いましたが、テクサポは「そうですね、ですが致し方がないと思います。それしか証明ができないものですから。」

では新品を開封してシリアル番号を写メを取った場合、再度新品として出品していいのか?と確認しましたら、「そこはお答えしかねるのですが、、」

こんな返答でした。

本来はできないと言いたいようでしたが、まあグレーゾーンと言いたいのでしょう。

次に新品商品の場合は開封痕が残る封印シールを貼っておくということです。

そして出品コンディション欄の商品詳細に【抜き取り防止の為、シリアルナンバーは控えてあります】を記載することです。

これで防ぐことができますが、またそれでもすり替えにあった場合、その商品が返送されてすり替えだとあなたが確実にはっきりわかったらAmazonにすぐに連絡しましょう。

そしたらテクニカルサポートから写真を送ってくださいと言われますので、返送されてきた商品の箱に貼られているラベル写真や本体写真、本体のシリアル番号写真、あなたが本来出品していた商品の本体シリアル写真、購入証明写真の提出が求められます。

どれかが欠けていたら全額補填ができなくなり半額補填か悪ければ2割補填や1割補填などになってしまいます。

最悪補填は今回できないとメール連絡で終わるパターンもあります。

ですのでここはしっかり証明していきましょう。

シリアル番号とはどのようなものかと言いますと本体に記載されている番号です。見えないところに隠れている商品もあります。例えばラジオなどは電池ふたを外すと記載されていたりします。

カメラなどは本体下側の側面に記載されております。

 

 

上の写真の部分がシリアル番号です。

もしも最悪どう対応していいのかわからないけれど、商品代金だけはAmazonから回収をしたいという方はこちらまで問い合わせしていただければ、個別コンサルも行っています。

購入証明ができなかったり、シリアル番号の写真を取り忘れたなどありましたらこのブログコンテンツに問い合わせください。

ですが上記の内容をしっかりしておけば、そのようなことなく対策できると思いますのでぜひ頑張ってくださいね!

最近はほとんど私は見られなくなったなと思っています。

Amazonがしっかりそのあたりは対応してくれているのかなと勝手に思っています。

参考になれば幸いです♪