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Amazon出品者の増減とランキングの推移
こんにちは。今回はAmazon販売について基本的な部分を解説していきます。
基本的な部分でありながらも重要なところです。
Amazon販売を行うにあたって、よく意識しておく必要なところがあります。
意外にAmazonを販売するにあたって段々と売れてきだすと見落としがちになってくるところです。
Amazonの出品者の増減とランキングの推移についての関連についてここを理解しておくと、ライバルに差を付けることができるようになります。
出品者の増減について
意外に見ていない人が多いのですが、出品者の増減は非常に大事です。
出品者数はkeepaでも確認できますが、現在では「イーリサ」が正確に見やすいと思います。イーリサで検索しますと開いたページの下段のほうに出てきます。
以下の画像はイーリサとほぼ同じなので昔のPC版モノレートで解説しています。
上記画像を見ていただくと「※」の部分は出品者数が減っています。
この期間「※」の部分だけで3回出品者が減っており、①でも減っているのでこの期間で4回、新規出品者が減っているので4回は売れていると推測できます。
しかし今回の「※」の部分ではそうではないんです。
ここの部分を見落としてしまうケースがありますが、画像の「※」マークを注意して見ていただくとわかるのですが
出品者が「4→3」になっているときはランキングが下がっていないことがわかります。
商品が売れると、Amazonのランキングは上がるはずなので出品者が「4→3」になっているときは、商品は売れていないと推測されます。
この場合は商品が売れたのではなく出品者が出品を取りやめたのか、Amazonのマルチチャネルを利用した可能性があります。
今回のケースのポイントとして、出品者数が減ったからと言って一概に商品が売れているとは限らないということです。
上記画像で本当に売れているのは「①」の部分です。
出品者数が「2→1」になって減っていると同時にランキングは上がっています。
ランキングが上がっているときには必ず商品は売れています。
出品者の増減とランキングの関係
さてここで、もう一つのパターンです。
以下上のと同じ商品のモノレートです。
①と②をご覧になるとわかります。
①は出品者が増えていてランキングは上がっています。
②はランキングのみ上がっています。
そうです!!
出品者数が減っていなくても、商品が売れていることがあるんです。
ランキングが上がる要素は、売れているとき以外にもありますが、
①は大幅にランキングが上がっているので、これは売れていると判断できます。
ただ売れているのになぜ出品者数が減らないんでしょうか?
出品者数が減っていない理由は、出品者が複数在庫を持っていたり新たに出品者が出品に反映されたパターンです。
出品者は在庫を一つだけ持っているとは限りません。
ここでポイントです。
売れているかどうかの判断は、ランキングの波形の動き以外にも「出品者数の減少やランキングの上昇から判断できる」ということです。
キーポイントは「ランキングの大幅な上昇」です。
またモノレートはクローラーが読み取れていないときがあるため波形に現れていないけれど、売れまくっている商品もあります。
まとめますと
・出品者が多くても売れている商品は売れるため出品しても即売れする商品がある。
・基本的に新品商品で出品者が15名~20名いれば価格争いになるケースがあるのでその場合は仕入れ対象外とする。
クローラーとは
ウェキペディアから引用
クローラ(Crawler)とは、ウェブ上の文書や画像などを周期的に取得し、
自動的にデータベース化するプログラムである。「ボット(Bot)」、「スパイダー」、
「ロボット」などとも呼ばれる。 主に検索エンジンのデータベース、インデックス作成に
用いられているほか、統計調査などの目的にも利用される。
データは自動で周期的にクローラーが回ってデータを集積しているので読み取れていない場合、調査日が一か月間ほど読み取れていない状態で 波形に表れていない期間もあることを知っておいてください。
その場合の調査方法はレヴュー数で判断する方法がありますが詳細は別途解説したいと思います。
上記の内容をヒントに売れ数を見ながら仕入れに役立ててください。